タブブラウザ推奨委員会

「タブブラウザってなに?」
タブブラウザとはタブを使ってウィンドウを切り替える方式のブラウザの総称である。

メリット その1
タブブラウザの利点は、まさにタブに依るウィンドウ切り替えに尽きる。
InternetExplorer(以下IE)を使いいくつかのサイトをブラウジングしたとしよう。
恐らく画面には3つも4つものIEが展開され、
また小さなウィンドウは別のウィンドウの下に完全に隠れてしまうこともあろう。
タブブラウザではそれらのウィンドウを全て一つのウィンドウに納め、切り替えにはタブをクリックするだけで済む。

メリット その2
ウィンドウサイズの固定。
IEで新規ウィンドウを開いた時、ずいぶんと小さいサイズで開かれて、
いちいち大きくしないと見えない、ということがあったはず。
タブブラウザではウィンドウサイズは全てタブブラウザ本体のサイズで固定されるので
新規ウィンドウが大きすぎる、または小さすぎると困ることは一切無い。

メリット その3
ポップアップウィンドウの抑止。
ブラウジング中に不意に小さいウィンドウがぱかぱかと開いて、見苦しいと思ったことは無いだろうか?
これは主に広告のためのものでポップアップウィンドウと呼ばれる。テレビでいうならCMである。
タブブラウザではそれらのウィンドウを開かないように抑止出来る。
そのウィンドウのアドレス、またはタイトルの一部を登録するだけである。
殆どのタブブラウザではワイルドカードが利用出来る。
たとえば *banner* はbannerという文字列を含む全てを抑止対象に指定したことになる

メリット その4
IEの機能の拡張。
たとえば、複数のお気に入りを一括して開く、検索サイトにアクセスせずに即座に検索を実行。
表示されている画像をダウンロードするためのリンクリストを作成する、独自ブックマーク等。
メリット 1〜3は全てのタブブラウザに共通だが、機能の拡張だけは各タブブラウザに 依って違う。
自分がどんな機能を求めているかで、使うタブブラウザを選ぶことになろう。

メリット その5
リソースの節約。
Windows95/98/SE/MEにはリソースというものがある。メモリとは関係ないもので、
アプリケーションの起動によって消費され、閉じる事によって解放される。
が、使われたリソースは全部は帰ってこないのが普通であり、Windowsが使えば使うほど不安定になるのは、
このリソース不足によるものだ。ちなみに自動起動されるアプリが多ければ、最初から大量に消費された状態で起動する。
IEというのはかなりリソースを食うアプリで有り、たくさんウィンドウを開けばその分消費する。
が、タブブラウザならば、大量のタブを開いてもリソースは殆ど消費されない。
あくまで参考数値だが、Win98、Ie5.01sp2の環境で特定のページを複数開いた場合、
IEだと10開いた時点で残り69%、20開いた時点で残り48%。
Donutを使用した場合、10開いた時点で残り80%、20開いても残り77%。
Windows95/98/SE/MEを使っていて、複数のページを同時に見るならタブブラウザを使わないのは自殺行為と言えよう。

デメリット
タブブラウザの導入に際し、デメリットと言える点は全くない。
望むのならば今まで通りにIEを使うことは可能なのだから。
強いて言うならばWindowsUpdateなどにアクセスしたとき、タブブラウザの機能がむしろ邪魔をして
上手くいかない事が有ることか。無論その時だけでもIEを使えば済む話である。

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